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スタートレック・ファーストコンタクト(小説)

130720st8novel宇宙大作戦スタートレック/ファースト・コンタクト
J・M・ディラード著、斎藤伯好(はくこう)訳、早川文庫
…を、読みかえした。同名映画のノベライズ。

4ページのカラー口絵があり、本文中にもモノクロで映画のスチル写真が多数載っている。
巻末の映画メイキング(後述)にも図版多数。

本書では、それまでのスタートレック(TV・映画・小説)ではあまり描かれてこなかった第三次世界対戦直後の時代背景が、映画以上にしっかり描写されてる。

リリー・スローンって女性がでてくる。
今回のゲストで、現地人(現「時」人というべきか?)。ある意味今回のヒロインともいえる、とても魅力的な女性。
彼女が登場するシーンではしばしば彼女の視点での描写になる。
彼女の半生も語られる。家族との別れや、激動の時代をどうやって生き延びてきたか。
物語ぜんたいと読者(/観客)をつなぐパイプ役としても機能していて。
ピカード船長らは彼女から見て未来人なので、未来の技術や経済を教えてもらう…という役まわりもある。
終盤では堂々とピカードに意見したりもする、ひじょうに芯の強いエネルギッシュな一面もある。
本書では、彼女のその後の運命に関しても、すこしかかれてる。

映画でのコクレーンは、ただのよっぱらいのようだけど。
本書では、躁鬱病をかかえていて、そのせいでアル中になり。
後半ではカウンセラー・トロイから治療をうけ、しゃきっとした…ということになっている。

フェニックスの開発には、コクレーンがインドネシアからの資金援助をうけていることが語られている。
インドネシアがわの人物が登場したり具体的な金額が出てきたりまではしていない。

あとは、ぜんたいてきに映画に沿っている。
映画は、撮ってる段階でストーリーを変更したり追加・削除があったらしく。
こまかい部分での差異はけっこうある。

映画のほうがひじょうに面白くできていて、そのノベライズである本書もやはり格段に面白い。

映画同様ワープ船フェニックスの帰還がまったく描かれない一点だけが、ちょっとものたりない。

巻末付録として、前作(ジェネレーションズ小説)同様映画のメイキング記事「スタートレック・ファーストコンタクトの舞台裏」(ジュディス&ガーフィールド・リーブス・スティーブンスによる特別リポート)を収録。

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